ネットワークサーボアンプ(高速通信タイプサーボアンプ)

セミコン・ジャパン2008では、イーサネットベース通信速度100Mbpsの高速通信サーボアンプとして、先の記事で紹介した欧州発の

・EtherCAT(イーサキャット)対応

日立産機、富士電機、山洋電気

日本発の通信規格では、

・パナソニックのRealtime Express(リアルタイムエキスプレス)

・安川電機のMechatrolinkⅢ(メカトロリンク・スリー)

が展示されていた。

パナソニック社Realtime Express(リアルタイムエキスプレス)サーボアンプは昨年のセミコン・ジャパンでも発表されていたが、今年の新発表は、同社低コストコンパクトサーボEシリーズ並みに小型になったサーボアンプ(参考出品)。

これは、ユーザにとって非常にメリットがある。制御盤体積が小さくなる。

どれだけ、従来のA4Nサーボアンプに対して、低コストになるかも楽しみ。

・安川電機のMechatrolinkⅢ(メカトロリンク・スリー)100Mbps対応サーボアンプ展示は、今回のセミコンジャパンが初めて。

一世代前のMechatrolinkⅡ(メカトロリンク・ツー)の通信速度10Mbpsでは高速性に不満をいだいていたユーザには、10倍になって朗報。