インターフェイス社コンピュータPCI-C13PR18(W)のリアルタイム性を評価しました。
仕様: Pentium M 1.8MHz, Intel82855GME, 512MBメモリ, HDD40GB, XP-Pro.SP2, PCI-13スロット, デジタルビデオ出力
★条件があります。
デバイスマネージャで、ディスプレイアダプタの「Interface Corporation CTP/CPZ/PCI- PM11/PM14・・・Graphics Controller」を「無効」にすれば、リアルタイム性を確保できます。
プライムモーション社のリアルタイムIO制御プログラミング環境「MOSBench(モスベンチ)」、モーションカードJOY-RT8CRを使用する場合は、これを「無効」にしてください。
■1ms割り込み処理周期
333,943,032回(約3億回)計測したところ、989.9usから1012.6usとなりました。ジッタは、±20us以内に収まり、リアルタイム性は問題ありません。
1ms割り込み周期計測には、プライムモーション社製ソフトウェア「MOTIWARE Manager(モウティーウェア マネジャー) 」のドクターモード(以下の画面の左下の数字表示画面)を使用しました
CPU処理負荷として、以下がかかっています。
- IntervalZero社RTXアプリケーションとして、1ms毎動作するプライムモーション社製モーションコントローラ「MOTIWARE(モウティーウェア)」
- IntrervalZero社RTXアプリケーションとして、ユーザIO制御プログラムを実行するプライムモーション社製リアルタイムインタープリタ「MwController」。(ユーザIO制御プログラムとしては、1軸ステージ移動、2点のDOUT出力を行っています。タスクは1本)
- Windowsアプリケーションとして、プライムモーション社が提供する1msサンプリング120秒間(120,000行)ロギングと波形表示ソフトウェア「MOTIWARE Analyzer」(jpgファイル画面の左上の波形表示)
- Windowsアプリケーションとして、プライムモーション社が提供する「MOTIWARE Manager(モウティーウェア マネジャー) 」
- 画面をキャプチャーして、「アクセサリ」-「ペイント」にペーストしたり、「MOTIWARE Analyzer」の12万行のログをcsvに保存したり、マニュアル操作
以上、1.から4.の4点は、プライムモーション社製品MOSBench(モスベンチ)の標準ソフトウェアです。
RTXアプリケーションは、IntervalZero社RTX6.5.1 ランタイムライセンス環境で実行しています。
RTX 6.5.1には、Intel SpeedStep テクノロジーに対応するために、RTX PropertiesのMobile Processerタブ画面でDo not allow the system to enter into the idle state.という選択肢があります。本評価は、ここにチェックを入れていない条件です。
CPU温度評価には「MobileMeter」を使用しました。ありがとうございます。