短い円弧の3軸円弧補間動作を行ってみる。
現行のプライムモーション社の3軸円弧補間動作は、1軸目と2軸目が円弧補間し、3軸目は、1軸目、2軸目と加速時間、減速時間を一致させて、その間、一定速度で移動する。
180度の円弧補間のときと同じZ軸の移動量で、
1/8の22.5度の円弧補間をしてみる。
すなわち、Z軸は、ほぼ8倍の移動速度で動く。
■実験: 180度の円弧補間
180度の円弧補間では、以下の動作波形。
■実験: 22.5度の円弧補間
これが、22.5度になると以下の波形になる。
3軸目の移動速度が、グンと速くなる。
以下は、時間軸の拡大波形。
モーションコントローラは、円弧補間の加速時間、減速時間、補間速度に合わせて、3軸目の移動速度を計算する。
したがって、3軸目の移動量が同じままで、円弧補間の移動量を小さくすると、移動時間が短くなるので、3軸目の移動速度が速くなる。
今のバージョンでは、最大出力周波数リミッタエラー機能はないので、円弧補間の速度を下げて、使ってください。
この実験のMOS言語ソースプログラム: