オープンアーキテクチャのメリットとデメリット

※この記事は2010年10月15日に書かれたものです。

オープンアーキテクチャのメリットとデメリット。

オープンアーキテクチャとは。

例えば、パソコンのHDD、メモリ、PCIカードのように、部品の接続しようを公開して、各部品毎の市場参入を可能とし、コストダウン、性能向上を享受できるようにすること。

●メリット

  • 部品が安くて高性能になるので、それを組み立てた機器(パソコン)のコストパフォーマンスがよくなる。
  • 競争で部品のコストフォーマンスが年々良くなるので、他人の努力で、機器の性能があがる。(強烈に進化する。)
  • 接続仕様にあった部品が多種多様に供給されるので、幅広いニーズに沿った機器を自由に構成できる。

▲デメリット

  • ユーザで、パソコンにカードを入れたり、ソフトをインストールして、動作に不具合がでたとき、問題の所在を明確にするのに時間がかかる。あるいは、明確にできない。
  • 標準の部品の組み合わせでは、差別化できない。競争力は、カスタムソフト(ユーザのアプリ)、あるいは、カスタムハード(特殊PCIカード等)になる

まとめ

強烈に進化する(コストパフォーマンスが良くなる)トレンドに乗っかって、

製品、開発、営業、流通、サービスにおいて

いかに他社がすぐ真似できない新しい顧客メリットを生み出せるか、考える。