三菱PLCもしくはオムロンシーケンサのDレジスタをEthernet通信のMCプロトコルもしくはFINSコマンドでリードするMOS関数

※この記事は2011年6月21日に書かれたものです。

三菱PLCもしくはオムロンシーケンサのDレジスタをMCプロトコルもしくはFINSコマンドでリードするMOS関数。

ReadPlcDRegArray();

リードPLC Dレジスタアレイ

もう、そのままの名前。

写真は、プライムモーション社のスタンドアローンマシンコントローラ「InterMotion」。

このコントローラが

・MCプロトコル

・FINSコマンド

両方に対応になりました。

「InterMotion」の制御プログラムは、MOS言語で開発することができます。

例えば、シーケンサのデータレジスタをリードして、変数に格納する関数は、

ReadPlcDRegArray();

です。

1つめの引数に

1を書けば、MCプロトコル、

2を書けば、FINSプロトコル、

を使用します。

詳細は、以下をクリックして、拡大してみてください。

このページは、MOS言語マニュアルから引用しました。

似た機能の関数で、

・変数の内容をDレジスタにライト

・Dレジスタをリードして、MOS資源の「共有変数」に格納

・MOS資源の「共有変数」の内容をDレジスタをライト

する関数もあります。

読者のみなさん、

このマルチPLC接続機能がおもしろそうだったら、

『「InterMotion(インターモーション)」って、各社のPLCにつながるみたいだよ!』って、広めてください。

いろいろ便利な関数が追加になって、MOSランゲージリファレンスが251ページになってしまいました。

がんばって、マニュアル書いています。

実際に書いているのは、「モーションおやじ」ではありません。

スキーとMOS言語?をこよなく愛しているMさんが書いています。

(クリックで拡大します)

MOS言語では、以下の制御の記述が可能です。

・パナソニックのRealtime Express省配線サーボ
・パルス列位置指令のサーボ、ステップ
・RTEXサーボとパルス列サーボ混在のロボット

に対する多軸同期PTP移動、直線補間、円弧補間、らせん補間

・DI,DO制御

・RS232C、RS485通信制御

・TCP/IP通信制御

・タイマー制御

等々