安さのみを追いかけるのですか?

「台湾製の安い装置と価格で勝負できるようにしたいから、安い部品を提案してほしい」と言われても、「日本でそれをやりたいのですか?」と聞きたくなる。

もちろん、「モーションおやじ」は、技術開発で製品の価格を安くする努力をしています。

しかし、「コスト、コスト」で追いかける道の行く先は、あなたの人件費も、ワールドワイドの「コスト、コスト」で苦しくなっていきます。そうすると付加価値をつけて、価格を上げる(維持する)アイディアを出す時間もなくなり、新しい技術の習得もできなくなり、あなた自身の競争力が無くなって行きます。最後は、その「コスト、コスト」会社に身をゆだねるしかなくなります。

つまらない仕事をうまく避けて、自由時間をつくって、新しい種をまくことを考えたほうがよいと思うのですが、読者のみなさん、いかがですか?