・行きは、パルス指令出力周波数100%で、+30mmへ絶対位置座標指定移動
・帰りは、パルス指令出力周波数50%で、0mmへ絶対位置座標指定移動
のソースプログラム。最初に加減速時間設定、サーボオン、原点復帰をした後、上記の往復運動を繰り返している。画面は、Windowsお手軽リアルタイム制御開発環境である「MOS Bench(モスベンチ)」のソースプログラム編集画面。
・モーションに関わる命令は、オレンジ色
・プログラム制御に関わる予約語(特有な命令)は、青色
・プログラマーが書いたコメントは、緑色
になっていて、わかりやすくなっている。
そのプログラムをノートPC上の
・モーションシミュレータの[MOTIWARE Sim](モウティウェア シム)
・シーケンスシミュレータの「MwController Sim(エムダブリュコントローラ シム)」
を使って動かしてみる。
さらに、その動作を波形解析ツールの「MOTIWARE Analyzer(モウティウェア アナライザ)」で評価してみる。
軸の速度波形がわかる。予定通りの加速時間、減速時間で動作している。
簡単な動作であるが、一往復のタクトは、0.5秒であることがノートPC上のシミュレータでわかる。
以下は、本動作のプログラム。
「oyaji_sample_080707.mos.c」をダウンロード
もちろん、モーション制御PCIカードが入った機械制御を行うパソコンで動作する。
備考:
「モーションおやじ」のモーションコントーラは、デフォルトでは(設定を変更しないと)、S字状の加減速波形となる。いままでの加速時間、減速時間の説明グラフでは、簡単のため、直線状の加減速波形を使用してきた。