これは、Portwell社のバックプレーンPBP-14ACの拡大写真。
複数PCIスロットのIRQ信号の配線を示している。
PCIA、SPCI1、2、、、、PPCI2、3、4という行は、各PCIスロットの番号を示している。その下に、A,B,C,Dと書いてあるのは、INTA#、INTB#、INTC#、INTD#という割り込み信号の末尾のA,B,C,Dを示している。
また、一番左の列のPINA6とあるのは、PCIスロットコネクタの「A6」ピン、PINB7とあるのは、PCIスロットコネクタの「B7」ピンを示している。
この表の意味することは、「A」すなわち、
「INTA#信号は、PCIスロットが変わるとずれていきますよ!」
同様に、「B」すなわち、
「INTB#信号は、PCIスロットが変わるとずれていきますよ!」
ということである。
隣り同士のPCIスロットで、同じピン位置なのに、信号が違っていることになる。
4スロット分を模式的に書くと、上図になる。
赤線がINTA#
青線がINTB#
緑線がINTC#
橙線がINTD#