先の記事のINT信号配線表の写真を再度示す。
例えば、表の一番左のPPCI4のスロットにINTA#を割り込みとする
・Prime Motion社のモーションカード JOY-RT8CR(マスターカード)
を差す。
・プライムモーション社のJOY-RT8CR(マスターカード)は、割り込み要求信号INTA#を使っている。
・PCIコネクタのPIN-A6は、もともとINTA#信号である。
・上記写真よりPPCI4のスロットのPIN-A6にはINTA#信号がつながっている。
ゆえに
JOY-RT8CR(マスターカード)の割り込み要求信号INTA#は、CPUチップセットのINTA#信号につながる。
上記写真の表より、このINTA#信号は、PCIIAスロット、SPCI1スロット、SPCI5スロット、SPCI9スロットの同じピンA6に現れる。
したがって、割り込みを独占したい場合には、この
・INTA#が同ピンに現れるPCIスロットに割り込みを要求するPCIカードを入れてはいけない。
割り込みを要求しないPCIカードは入れて良い。
割り込みを要求しないカード
・Prime Motion社のモーションカード JOY-RT8S(スレーブカード)
・CONTEC社のディジタル出力カード
なら、入れて良い。
他の割り込みを要求するカード
・CONTEC社のディジタルINカード
・CONTEC社のDAカード
・CONTEC社のADカード
・CONTEC社のCOMカード
・画像キャプチャカード
等は、PCIコネクタにのPIN-A6にINTA#が接続されいないPCIスロットに差す。具体的には、PCIIAスロット、SPCI1スロット、SPCI5スロット、SPCI9スロット「以外」に挿入する。
例えば、以下の表のように挿入すると、モーションカードJOY-RT8CRの割り込み要INTA#ラインを邪魔しない。
これの実際の挿入状況は以下の写真。