プライムモーション社のWindowsで手軽にリアルタイムIO制御環境「MOS Bench(モスベンチ)」でプログラムを書いたときの容量制限の説明。
「MOS Bench(モスベンチ)」では、C言語に似て、さらに導入しやすくした機械装置用MOS言語で、モータ軸やIOの制御プログラムを記述する。
その記述したソースを中間言語に変換して、高速翻訳ソフト(リアルタイムインタープリタ)で、高速実行する。
実行するプログラムの塊を「プロセス」と呼ぶ。特に、MOS言語で記述しているので「MOSプロセス」と呼んでいる。「MOSプロセス」は、最大100プロセス同時実行できる。(実際には、20プロセス程度が現実的です。)
以下は、「MOSプロセス」を3個作って、実行する例を示します。
この場合、おおむね以下の制限になります。
(1)MOSプロセスA、MOSプロセスB、MOSプロセスCは、各4MB以下。ただし、各ローカル変数領域は除きます。
(2)各MOSプロセスのローカル変数領域の合計が1MB以下。
(3)全体容量は、Windowsリアルタイム拡張ソフトウェアIntervalZero社「RTX」のシステムに依存します。