昨日に引き続き、ミスミのパソコン「BBC-AREM4MC2」のリアルタイム性評価。
ハードウェア:
マザーボード: DFI社 G7B630-B R.AA0 (パラレルポートコネクタの上にリビジョンらしいシールがある)
CPU: Core2Duo 2.13GHz
Memory : 2GB
PCI4スロット
ソフトウェア:
XP Proffesional SP2
IntervalZero社 RTX 6.5.1 Evaluation版 (片方のコアにDedicated設定)
Prime Motion社 MOS Bench
■CPU処理負荷
Prime Motion社 MOS Benchのなかの
・MOSプログラム実行行表示(リアルタイムプログラムで、1軸PTP連続往復運動させている)
・Printf文による標準出力
・動作波形表示ツール MOTIWARE Analyzer(モウティウエア アナライザ)
・ユーティリティ MOTIWARE Manager(モウティウエア マネジャー)のドクターモード
その他の負荷
・インターネットブラウジング
・USBメモリの抜き差し
・画面キャプチャをして「ペイント」にペースト、保存
■結果
Prime Motion社 MOS Benchの中にあるMOTIWARE Manager(モウティウァ マネジャー)のドクターモードで以下の処理時間を評価した。
・1ms割り込み周期: 971.7usから1027.9us(ジッタ±28us)
・1ms割り込み処理時間: 41.3usから102.4us(平均42.1usに対して、2.4倍)
■結論
時間がなくて、1628秒(27分)しか評価していないが、
リアルタイムIO制御に使えそう!
ただし、IRQを独占するために、無効にせざるを得ないデバイスがあります。
■参考
Realtek High Definition Audioのドライバを一度インストールして、デバイスマネージャーで無効にする。(スピーカの絵に赤のx印が付く)
ドライバインストール時、 下の画面のRTHDCPL.EXEも合わせてインストールされてしまう。これがWindows起動時、自動実行される。(どこで、自動実行されるのか、調べきれていない。)
そのため、Realtek High Definition Audioを無効にしても、Wndows終了時、以下の画面が表示される。
売り物装置のコントローラとしては、問題。この現象を避けるためには、Realtek High Definition Audioを無効にするつもりなら、予めドライバはインストールしないようにする。