ゴールデンウィークに仕事というと、20年くらい前に、ソフトウェアサーボのドライバを初めて製品化したときのことを思い出す。
・初めて、フルディジタル制御のソフトウェアサーボを行った。(すべてアセンブラによるコーディング)
・初めて、ディジタル信号処理理論を勉強して、ディジタルフィルタを設計した。
・初めて、マイコンを使った製品を開発した。
・7セグメントLEDとスイッチのサーボパラメータ設定ソフトも書いた。(これもすべてアセンブラによるコーディング)
・数百万の開発費をかけて、初めてゲートアレイを起こした。(FPGAではないマスク開発)
初めてだらけで、強烈なプレッシャーを感じていた。
日程計画がひかれていたが、担当としては、途方もなく挑戦的な日程と認識していた。
大きい会社だったので、ゴールデンウィークと日曜日は休みだったが、設計資料を家に持ち帰って、忘れないようにぶっつづけで設計していた。
鬼のように、働いた。
でも、このテーマで力がついた。
壁が高かったから、鍛えられた。
頭が抜け出て、風景が変わった。
いま思うと、このリスクだらけのテーマを企画して、当時の「モーションおやじ」に与えた人はすごいよ!
それだけ若き「モーションおやじ」が信用されていたってこと???