今日は、久々にモーションの話。
プライムモーション社のWindowsリアルタイム制御環境「MOS Bench(モスベンチ)」を用いて、円弧補間動作をしてみる。
i位置1 : x=10, y=0, z=0
位置2 : x=0, y=10, z=10 経由位置
位置3 : x=-10, y=0, z=20
以上を往復している。x,yは、180度の円弧になる。
加速時間、減速時間は、50ms指定。
動作波形は、以下になる。
例によって、リアルタイム1msサンプリングのMOTIWARE Analyzerの波形。
・黄色の波形 : MOS Benchに内蔵しているモーションコントローラシステム(MCS)の位置指令の差分「指令速度」
・緑色の波形 : サーボアンプ出力のA相、B相フィードバックカウンタの差分「実速度」
3軸目は、1軸目、2軸目と加速時間、減速時間を一致させて、その間、一定速度で移動する。
3次元の円弧補間ではない。
ご要望があれば、対応します。
MOS言語の3軸補間動作プログラムソースはこちら:
「Oyaji_ArcMove180.mos.c」をダウンロード
ちなみに、原点復帰速度、サーボアラーム監視、リミットスイッチ監視、ソフトウェアによる動作制限範囲、等の本質的な移動と関係ないことは、MOS言語でプログラムする必要はありません。
パラメータ設定しておけば、Windowsリアルタイム制御環境「MOS Bench(モスベンチ)」のシステムが気がつかないうちに実行しています。