今日はロータリーエンコーダ、および、リニアスケールの基本。
エンコーダ1パルスは、エンコーダ分解能の4倍。
1回転で1000パルス出力するエンコーダは、
1回転を4000分割する分解能がある。
■例
分解能20ビットのロータリーエンコーダを使用すると、1回転で
220 = 1, 048, 576 カウント
可能。これは、1回転で
1,048,576 ÷ 4 =262, 144 [pulse]
のA相、B相の各パルスを出力する。
つまり、18ビットのパルス数出力のエンコーダである。
これを
262,144[pulse/rotation] = 262,144[PPR]
と言ったり
262,144[counts/turn] = 262,144[C/T]
と呼んだりする。
■注意
分解能を1パルス(1周期)と定義する会社もある。
■参考
プライムモーション社のモーションコントローラのフィードバック用A相,B相カウンタでは、いつも、上図の「分解能」でアップダウンカウントしている。
■参考記事: サーボアンプ「電子ギヤ」と「エンコーダ分周」