モータ制御(d-q変換)

モータ制御理論も進化する。
この本は1984年初版。1987年に買い求めた。
ブラシレスモータの電流制御は、各コイルの電流を制御する相電流制御が普通だったが、次第にマイコン、DSP等プロセッサの処理能力が高まり、複雑な制御を取り込もうと気運が生まれた。

この本には、交流モータモデルを計算で変換して、直流モータとして扱う「d – q変換」理論が記述されている。
変換した後の仮想的な量を制御するというものである。