ロータリーエンコーダ(モータの軸角度検出器)の通信フォーマットと内部構造を一新して、インクリメンタルエンコーダとアブソリュートエンコーダを同一構造とし、どちらの用途でも使えるようにして製品化した。
それを93年12月、電気学会の研究会で発表した。
当時は、この会社しかやっていなかったが、今はどこの会社も製品化して発売している。発想が進み過ぎていた。
インクリメンタル:累加的、相対的。接続したサーボアンプ側でエンコーダ出力パルスをカウント(累加)すると現在位置、現在角度が分かる方式。
アブソリュート:絶対的。エンコーダの中で、絶対角度を検出し、サーボアンプ側は、その値を受信することで、絶対的な現在位置、現在角度が分かる方式。